いらっしゃいませ、生命保険を解約しまくったJUNです。
今回は、私が固定費の見直しで一番最初に行った『生命保険の見直し(=解約)』、
その中で4番目に解約した『外貨建て年金支払い型特殊養老保険(私のは米ドル)』についてお話したいと思います。
私が契約していた保険から、
『外貨建て年金支払い型特殊養老保険』と名していますが、
要は、
・外貨建て
・死亡保障がある
・貯蓄型(満期受取、年金受け取りなど)
という特徴をもった保険の事です。
前回の3番目に解約した『新医療保険』についてのお話はこちら↓
因みになんですが、
私の解約手続きは全て
①契約時の管轄営業所へ電話し、解約書類の郵送を依頼。
②解約書類の必要事項を埋めて返送。
③保険会社より手続き終了のはがき(もしくは封書)が届く。
の3ステップで完了し
こじれることなく、すんなりと完了できております‼
一度、
「今お住すまいの管轄の者を伺わせます」
とオペレーターの方に言われたことがありますが、
いえ、もう決めたことなので結構です。
と一言だけ返答し終了(苦笑)
あと、転職した友人(当時の担当)には前もって連絡・確認してますけどね。
さて改めて前提条件なる私の状況について、ざっとまとめるとこんな感じです↓
【JUNの履歴書?】
- 性別:オス
- 年齢:40代半ば
- 生息地:関東
- 扶養家族:なし、一匹暮らし
- 親兄弟:両親が健在、兄弟はいない
- 職歴:20数年携わったスポーツ用品業界を先日退職
- 生命保険歴:
①学生時代は親が掛けていたっぽい(詳細は不明)
②社会人になり、初勤務地の上司に『生保レディ』へ売り飛ばされる(笑)
③30代半ば、当時の同僚が生命保険会社に転職。そのタイミングで保険会社を②から変更し、幾つかの保険商品を契約。
④保険見直し(=解約前提)を決意するにあたり、両親と友人(現行保険のプレゼン者)とは話済み。
もうちょっと細かくまでお話ししてるのがこちら
それでは今回も、
私の答え(=解約)は出てしまっているのでw
『外貨建て年金支払型特殊養老保険についてのおさらい』について
ちょっとお話をしていきたいと思います。
皆さんの判断材料の1つになれれば幸いです。
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外貨建て年金支払型特殊養老保険についてのおさらい
このタイプの保険をざっくり一言で表すなら、
良く言えば『オールラウンダー(レベルは高くない・・・)』
悪く言えば『どっちつかずの中途半端(目的に対して最適解にはほぼ成れない)』
といった感じでしょうかね。
両学長のお言葉を借りると、
『保険と投資・貯蓄は混ぜるなキケン!!』
この一言に尽きると思います(苦笑)
保険内容のコスパや資産運用のリスク&リターン、何を目的にします?
それでは、さらっとおさらいしていきましょう。
為替のリスク
名前にあるように、
保険料の払い込み・受取が外貨(※)となるため、為替変動という諸刃の剣がもれなくついてきます。
(※)受取は外貨と円のいずれか選択できるケースが大半ですよね。
「為替がどう変動するか」なんて未来のことを読み切れたなら、
リスクではなくなるんでしょうけどね(笑)
今回は早くもここから、数字と算数が増えていきますよー(笑)
例えば、
ーーーーーーーーーー
・保険料月額:100米ドル
・払込期間:30年
・基本死亡保険金額:21,000米ドル
・満期保険金額:45,000米ドル(払込保険料:36,000米ドル)
・年金月額:210米ドル_総額50,400米ドル(20年確定年金として)
ーーーーーーーーーー
という内容の保険だったとします。
私の契約していた内容から指数等を算出してるので、
そんなに的外れな内容にはなってないかと・・・
あと、分かりやすくする為に手数料とかは加味せずに計算していきます。
1.保険料払い込み時
基本的には円で支払(保険会社所定の為替レートで換算)だと思いますので、
その外貨に対して『円高』になれば払込保険料は当初試算より少なくて済みますが、
その外貨に対して『円安』になれば払込保険料は当初試算より多く必要になります。
例)
・当初試算:平均105円/米ドル⇒総払込保険料:3,780,000円
・結果円安:平均110円/米ドル⇒総払込保険料:3,960,000円
・結果円高:平均100円/米ドル⇒総払込保険料:3,600,000円
2.満期保険金額(円で受取り)
保険金額(もしくは年金)を円で受取る場合には払い込みと逆で、
その外貨に対して『円高』になれば保険金額(もしくは年金)は当初試算より目減りしてしまい、
その外貨に対して『円安』になれば保険金額(もしくは年金)は当初試算より上乗せになります。
・当初試算:105円/米ドル⇒総払込保険料:4,725,000円
・結果円安:110円/米ドル⇒総払込保険料:4,950,000円
・結果円高:100円/米ドル⇒総払込保険料:4,500,000円
払込期間は円高推移で、いざ受取りのタイミングになったら急激に円安になるっていうのが円で受渡しする一番おいしい流れですね!(笑)
まあ、そんな上手いこといくビジョンは見えませんが・・・
受取りについては『外貨で受け取る』という選択肢を選ぶことで、
一時的に上記のリスクを回避することもできますが・・・
日本で生活し保険金を生活費に充てるなら、
いずれかのタイミングで『円』にしなくてはいけないですけどね~
どのみちどこかで為替手数料がかかるのも変わりないですしね。
保障内容は掛け捨てより劣る
保険内容でどうなのかとみた場合、
掛け捨て系の保険に比べると、やはり割高もしくは保障内容が見劣りする感じになりやすいです。
掛け捨てだと、
ざっくり2~3,000円/月の保険料で死亡保険金が10,000,000円前後
くらいとか普通にありますしね。
貯蓄性はインデックス投資より劣る
じゃあ次は貯蓄性、投資としてどうなのか見てみると
為替リスクはありますが、
・払込期間:30年
・満期保険金額:45,000米ドル(払込保険料:36,000米ドル)
なので・・・
年利0.8%くらいですかね・・・
まー銀行に円で預金したまま、というよりはマシなんですかね?・・・
因みに投資として王道とも言える、株式投資。
今回は『米ドル建て』が例でしたので、
同じ米国での株式指数として『S&P500 』という有名な指数(ある条件を基に計算された相場の状況)がありますが、
この指数の直近30年(1990年6月~2020年6月)をざっくり見てみると
360米ドル⇒3050米ドル
と約8.5倍に価値が倍増しているという凄さ‼
まーあくまで結果論なんでね、とーぜんですがリスクとリターンはワンセットです。
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まとめ
- 外貨建ての保険は、
良く言えば『オールラウンダー(レベルは高くない・・・)』
悪く言えば『どっちつかずの中途半端(目的に対して最適解にはほぼ成れない)』
両学長のお言葉を借りると、『保険と投資は混ぜるなキケン!!』
- 外貨建て保険には『為替リスク』という諸刃の剣がもれなくついてきます。
- 外貨建て保険は、掛け捨て保険に比べ保障内容は見劣りしやすい。
- 外貨建て保険は、貯蓄性・投資とみた場合のパフォーマンスは米国のインデックス投資等より劣る(結果論ですが)。
- 外貨建て保険は、資産を円以外へのリスク分散を目的にする手段としてもビミョー(個人感)
- 高い授業料となりましたが、いい勉強をさせて頂きました(苦笑)
今回はここまで。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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