いらっしゃいませ、レオパレス住人のJUNです。
先日は、レオパレスの『違法建築問題』について少し触れましたが、
今回は、『防音性能の低さ』並みに以前から悪評が多い『レオネットの通信速度の遅さ』について
少し、お話していきたいと思います。
違法建築についてのお話はこちら⇩
レオネットの回線種類・速度についての情報は開示されていない
レオパレス21とレオネット、それぞれのホームページを改めて見てみましたが、回線の種類や速度(フレッツ光とか最大1Gbpsとか)についての情報は開示されていませんでした。
見つけられたのはQ&Aに書かれていた、
・出典元:LEONET公式HPより
これくらい。。。
何とも当たり障りのない内容というか、なんと言うか。。。
QAになってないと感じるのは私だけでしょうか?
じゃあ回線について調べてみよう
答えてくれないなら、自分で調べるしかないので先ずは改めて契約書類から。
FTTH(光ファイバー)回線でLAN配線?・・・
アパートなど集合住宅での光回線の配線方法にはいくつか種類があるらしく、
自分がイメージしていたのはこちら⇩
・出典元:NTT東日本HPより
電柱から各部屋まで光回線が配線されている状態。
これは『光配線方式』と呼ばれるもので、各部屋に光回線を繋ぐ回線終端装置(ONU)があるのが特徴です。
今まで住んだ12の物件いずれでも、部屋に回線終端装置を見たことは無いです・・・ええ。
じゃあ『LAN配線方式』ってどんなのかというのがこちら⇩
・出典元:NTT東日本HPより
光回線は電柱から・・・共有スペースまで? そこからはLANケーブル?・・・
素人な私でも『光配線方式よりも遅い』というのは簡単に想像がつきます。
光回線は技術規格上の最大通信速度1Gbps(NURO光は2Gbps)に対して、
LANケーブルで一般的なのは100Mbps(規格:カテゴリー5)と光回線の10%しかありません。
明らかにLANケーブル部分がボトルネックになってますよね・・・
まして『違法建築』という負の実績がある企業・・・
カテゴリー5より上位通信規格のLANケーブルが使用されているとは思えないですし、
もしかしたらもっと下位規格(通信速度が遅い)のLANケーブルを使用しているのではないか?と疑念をも抱いてしまいます。。。
速度を測ってみる
まあ期待せず、速度を測ってみました。
因みに計測に使用したのは、正確性に定評がある、
こちらを使用して計測した結果が下図になります。接続先サーバーは日本とロシアになります。
・平日18:00(左:日本サーバー、右:ロシアサーバー)
・土曜18:00(左:日本サーバー、右:ロシアサーバー)
・土曜22:00(左:日本サーバー、右:ロシアサーバー)
とこんな感じ。
おまけにGoogleの速度計測もしてみました。
結論から言うと、数値的には思っていたよりもいい結果が出ました。
あぁーでも「光回線としてはくそ遅い数値」ですけどね(失笑)
接続先が日本のサーバーだったら、
- アップロードならいずれの時間帯も90Mbps前後の数値。
- ダウンロードはアップロードの80~90%で70~80Mbpsの数値。
- PING(応答速度)は最大遅くても16ms。
ロシアサーバーの方は目も当てられない数値ですが・・・
回線速度(ダウンロード)と応答速度(PING)の目安をそれぞれ、
- ダウンロード⇒youtubeのストリーミング再生
- 応答速度 ⇒オンラインゲーム
で見てみると、
ダウンロード速度は
- 4K 画質⇒ 20Mbps以上
- HD(1080p)画質⇒ 5Mbps以上
- HD( 720p)画質⇒2.5Mbps以上
- SD( 480p)画質⇒1.1Mbps以上
- SD( 360p)画質⇒0.7Mbps以上
が必要とされています。
応答速度のほうは、
- かなり速い⇒1~15ms
- 速い ⇒15~35ms
- 普通 ⇒35~50ms
- 遅い ⇒50ms以上
と言われています。
もちろん体感の個人差やゲームのジャンルによっても変わりますが、
『遅い』というのはラグ(遅延)が発生して、
『操作に対してのレスポンスが遅れる(or反応しない)』
『一緒に遊んでいるプレイヤーが瞬間移動する』
といったような現象が出ていることを示しています。
酷い(遅い)とサーバーから切断されることもあります。
因みにオンラインゲームで必要となるダウンロード速度ですが、
大半のゲームは10Mbpsもあれば問題ないようです。
もちろん速いに越したことはないですけどね。
今回の計測結果は目安から言うと、
『youtubeを4K画質で見るのに充分のダウンロード速度で、オンラインゲームもかなり速い(=快適にプレイできる)応答速度』
となるのですが、、、
ここで計測結果についての注意点が3つあります。
- スピードテストで出る結果は理想値に近いこと。
- 実際の使用時にそれぞれ繋がっているサーバーの所在は不明なことが多いこと。
- ベストエフォート型の回線であること。
この3つの事があるので先ほど、
『数値的には思っていたよりもいい結果が出ました。』という表現をしました。
『ベストエフォート型の回線』というのは、
「最大の結果を得られるよう最大限の努力をしますよ」という回線です。
レオネット&NTT・・・最大限の努力をしてくれているのだろうか・・・
最終的には至極個人的で体感的な表現になりますが、
「コストパフォーマンスから考えると、回線・応答速度ともに現状は酷い不憫は感じない。」
というのが私の環境での結論になります。
まあなにせ、月額¥2,268-(※2019年8月時点)⇒月額¥2,310-(※2021年12月時点)ですからね。工事費もないし、年縛りもないし。
・出典元:レオネットHPより
⇩
※2020年4月時点の情報を追記します。
消費税増税でちょいと価格が上がったのと、
プランの種類がえらいことに・・・失笑
・出典元:レオネットHPより
⇩
更に、
※2022年3月時点の情報を追記します。
2022年1月17日以降、ベーシックプラン(月額¥2,310-)の新規受付終了になっちまいました、、、
2022年1月17日以降に新規申し込みされる人は
最安コースで月額¥3,630- っすね・・・
新規の人はコスパ的にビミョーな地域が増えるかなと、、、
まあ、『U-NEXT好き!』な人にはアリなのかもしれませんが。
コンテンツやサービスの充実を図るのはいいと思いますが、
その前にそれを快適に利用できるインフラ環境に改善すべきでは?
というのが一住人として率直な意見です(苦笑)
『大量のデータをダウンロードをするから(もしくは動画などをアップロードをするから回線速度は譲れない!!』
とか、
『ガチでFPSゲームをするから応答速度が命!!』
という人には向きませんが、
自分のようにblogやyoutube再生(大体1080pでかな?)、まったりオンラインゲームといった使用環境であればレオネットは『アリ』な選択枝だと思います。
⇒2022年1月17日以降は『ビミョー』な選択肢です(上記のプラン・料金内容変更により)
過去の11物件が『光回線のLAN配線方式』だったかは定かではないですが、
数か所は夜にyoutubeをHD画質で見てるとかなりの確率で
『くるくるとダウンロード中』もしくは『画質を自動設定に変更すると最低画質に切り替わる』
といった環境も確かにありました(苦笑)
一棟に20部屋以上ある物件にも居ましたからね、全部屋がネットに繋いでいたらそれはもう・・・
(※因みに今は8部屋建ての物件です。)
あと昔は光回線じゃなくADSLの物件もありました。(今は・・・どうだろ?)
※上図のレオネットプラン表、備考欄の初めに「ADSL及びISDN物件では~」の文字が・・・
ADSLにISDN、もう知らない世代も多いんだろうなぁ~~(苦笑)
まとめ
- レオパレス、レオネット公式HPでは回線速度につての明記はされていません。
- レオネットで光回線の場合、光配線方式より速度の遅いLAN配線方式の可能性が高いです。
※事前閲覧できる情報では大概確認できないため、『入居を考えているけど詳しく知りたい』場合は窓口への問い合わせ等が必要になります。
- 私個人の環境での計測値は数値としては想定より良好な結果となりました。
(PING:16ms以下、DOWN:平均75Mbps、UP:平均90Mbps)
- 部屋数が多く入居率も高い物件は速度の大幅低下の危険性が高いです。
- 通信速度を求める大量のダウンロード(orアップロード)や応答速度を追求するオンラインゲームが目的でなければ、レオネットという選択肢はコスパ的に私はアリです。
あと、今は計測サイトによってどの地域でどれ位の通信速度が出たかというデータを開示している所もあるので、それらを参考にしてみるのも良いかもしれません。
私が参考にさせてもらったサイトがこちら⇩
個人的にはホームorモバイルWiFiルーターとか試してみたいのですけどね・・・
※基本ものぐさなので、光回線乗り換え作戦には気後れしているという(苦笑)
あと5Gのサービスがねぇー気にはなるんですが、
私基準のコスパ的にはしばらく様子見ですかねー(笑)
今回はここまで。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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