いらっしゃいませ、楽天経済圏に半身入っているJUNです。
前回、私の『電子書籍サービス選択について』お話をした後に、
「そーいえば?」
と気になったことを何点か思い出しましたので、
楽天koboから少し脱線してしまうのですが今日はそのうちの1つ
「自炊ってどうなったんだろ?」
というお話をしたいと思います。
前回のお話はこちら↓
そもそも電子書籍の自炊ってなぁ~に?
『ご飯の自炊』になぞらえた俗語ですね。
手持ちの書籍を、裁断機やスキャナーといった機材とOCR(文字認識)ソフトなどを使い電子書籍に変換することを指します。
手段と手法はそれぞれ2つの選択肢がありました(※過去形なのはこの後説明します)。
◆手段
- 自前で自炊
- 自炊代行サービスを利用しての自炊
◆手法
- 破壊的スキャン
- 非破壊的スキャン
手段は、自分でするかその手間をお金で買うかどうか。
手法は、作業効率を考えて本を裁断するかしないか。
※1枚ずつにバラしたほうがスキャンはしやすいので。
失敗談 今も眠り続けるスキャナー(苦笑)
↑今もひっそりと出番を待っているスキャナー・・・
思い起こせば6~7年ほど前、私は『自前での自炊』を試みようとした時がありました。
その理由は2つあって、『手持ち書籍の電子化』と、もう1つは『仕事の書類・資料の電子化』でした。
その当時、仕事で『紙媒体しかないorデータ共有はできない書類や資料』が山のようにあり、これも仕事場と自宅で幅を利かせている荷物となっていました・・・
勿論、『自炊代行サービス』についても調べてはいたのですが、2つの点から選択肢として私は外しました。
- ほとんどの代行サービスが『破壊的スキャン』という事もあり、電子化を終えた書籍の中古売却が見込めなかった為。
- 仕事の資料などは社外秘が大半の為。
仕事場に複合機はあるのですが、時間がね・・・
自分で言うのもなんですが、私は物持ちはいい方で何かを購入するときはけっこー考え抜いてから購入する慎重派な方です。
そんな私がある時、自炊をするためにスキャナーを衝動買いしてしまいました。
でも、『自炊する為の時間』の優先順位を上げられずスキャナーは今も荷物としてひっそりと眠っています・・・苦笑
脳みそ溶けてたんでしょうね~
法的に自炊代行サービスの利用は自分も違法になる可能性がある
じゃあ、手間をお金で買う『自炊代行サービス』はどうなのか。
改めて調べてみたのですが、この業界を取り巻く環境は大きく変化していました↓。
・リンク元:日本経済新聞HPより
自炊代行サービス業者が著作権侵害で敗訴する判例が出ていました・・・
私が脳みそ溶けてた後にそんな出来事が・・・
それでも世の中には未だ、自炊代行サービスの企業は存在しています。
私自身もそのサービスに魅力は感じています。
何が違法で、何が合法なの?
気になったのでさらに調べてみます。
すると、自炊や代行サービスについて弁護士の方がQ&Aで答えられている記事にたどり着きました↓。
弁護士の方が回答されているのでほぼ間違いなく、内容も分かりやすかったです。
・リンク元:Impressサイトより
詳しくは上記の記事を観て頂ければと思いますが、
私が注目したのは、
Q9:自炊の代行サービスを依頼した個人も権利侵害にあたる?
A9:その可能性はあります。
解説:私的複製に当たらない以上、自炊を代行している業者だけでなく、複製を依頼した個人も「共同で違法な複製を行った」などと見なされる可能性があります。
というところです。
明確に適法となる手続きが取られた手段でない限りは、避けた方が間違いなさそうですね・・・
私はこのような判断になりましたが、
皆さんも自炊代行サービスを利用するかどうかは、よく考えてみてくださいね。
まとめ
- 自分もしくは代行サービスで手持ちの書籍を電子化する『自炊』という方法もあります。
- 自分で自炊するには結構手間がかかります。
- 自炊代行サービスで著作権法の違法として敗訴した事例があります。
- 自炊代行サービスを利用すると自分も著作権侵害にあたる危険性があります。
今回はここまで。
次回も、ちょっと脱線話になります。↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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