いらっしゃいませ、『元スポーツ用品業界サラリーくま』のJUNです。
今回は、少人数(1~2人)で楽しむ、『ソロキャンプ、ツーリングキャンプ』用品の選び方についてちょっと詳しくお話ししたいと思います。
前回のお話はこちら⇩
いきなり話がそれますが、今回で『通算20話目』となりましたので、
今回もクロネさん(https://kurone43.com/)の『100記事スタンプカード』を自分のマイルストーンとして、載せさせていただきます。
何とか2歩目にたどり着きました・・・
かなりゆっくりではありますが、次への1歩へまた進んでいきたいと思います。
さて、それでは『ソロキャンプ編』始めていきたいと思います。
ひとり(orふたり)で気楽に楽しむ
前回までのデイキャンプ、オートキャンプは、どちらかというと多人数でワイワイするのが楽しみ要素の1つだと思いますが、
ソロキャンプは少人数(基本的にひとり)で気楽にというのが楽しみ要素の1つなのではないかと思います。
私は面倒くさがりなので、もっぱら車中泊でぷらっと出かけます(ドライブキャンプ?)
※持っている車はキャンピングカーという大層なものではなく普通のSUVです、はい。
車に常備(?)され活躍してくれるマイアイテム達がこちら⇩
ひとりならそれこそ気兼ねなく自己中を楽しむ感じで。
人数が多いと日程調整したり、役割分担決めたりと何かと『やらなきゃいけない事』的な項目が多いですが、ひとりなら何をどうしようと基本的に自由です。
自由ですが、夜の音量など周囲に対してのマナーは守りましょうね。
料理を手抜きするもよし、テントを張る前にまずは一杯やるもよし、逆に『何もしない』という選択肢すらあります。
ソロキャンプも“ひとりカラオケ”や“ひとり回転寿司”など、最近ではもっぱらスタンダードになった“おひとり様”を楽しむ方法としてスタイルが広がっているようです。
必要な道具と選び方
さて、道具の選び方ですがここでも想像してほしいのが『他での使用シーン』です。(専用として選ぶ場合は、気にしないでください)
- ソロよりデイキャンプなど多人数で行くことの方が多い(多くなりそう)。
- 町内の祭りなどイベント事に良く参加(催す側)する。
- トレッキングに興味がある、もしくは既に始めている。
- ウィンタースポーツ(スキースノーボード)に興味がある、もしくは既に始めている。
- 釣りに興味がある、もしくは既に始めている。
上記は一例ですが、
1. 2. の方が当てはまる人は、ちょっと荷物が大きく・重くなりますが多人数向けで選んだほうがそのシーンと共用しやすいですし、逆にそのシーンで使用しているもので代用できるものがあるかもしれません。
3~5.の方がに当てはまる人は、荷物をコンパクト・軽くするために少人数向けで選んだほうがそのシーンと共用しやすいですし、逆にそのシーンで使用しているものでほぼ代用できます。
専用として選ぶなら基本的には後者の『軽量・コンパクト』がポイントになります。
『軽量・コンパクト』の方が、移動手段(車、バイク、公共機関)問わずに楽ですからね。
ただ、『多人数向けの道具で設営した広い空間を優雅にひとり占め』という楽しみ方もあるのでその場合は当てはまりませんが・・・
今回は便宜上、『軽量・コンパクトに』的な選び方を前提にお話を進めたいと思います。
必要な道具の種類は基本的にオートキャンプと同じになります(何をするかによっていらないものが出てきます)ので、おさらいとして簡単な一覧にしますね。
道具 | 説明 |
---|---|
テント・タープ | リビング(日よけ)や寝室として。 |
インナーマット・エアマット | 地面の凹凸緩和、断熱材として。 |
シュラフ(寝袋) | 最低気温に合わせて快適な睡眠を。 |
ファニチャー(テーブル・チェア) | 座るだけならレジャーシートでもOK。 |
クーラー・保冷剤 | 食材や飲み物の保管に。 |
火器類(バーナー・グリル・焚き火台) | 料理に使用。焚き火台ならキャンプファイヤーも。 |
クッカー(調理器具)・食器・カトラリー | 食器やカトラリーなら紙製や割りばしの選択肢も。 |
ランタン | 夜の光源として。 |
それでは、それぞれちょっと補足をしていきます。
テント・タープ
・出典元:モンベルHPより
テントはツーリングテントや山岳テントなど商品自体の目的によって呼び名の種類は分かれますが、いずれも1~2人向けのテントで広さは畳なら約1畳、ベットならシングル~セミダブルくらいの広さくらいで重さは大体ペットボトル飲料(1~1.5ℓ)1本分くらいと、多人数向けのテントよりかなり軽量コンパクトです。
でも価格はコンパクトにならないんですよね~
※値段がお手頃なタイプはその分重量の方が重くなる傾向にあります。
タープもソロ向けのコンパクトなタイプがあり、テントと比較して価格・重量もコンパクトになりますので『タープを使った寝室』の作成はソロでも可能です。
虫対策とかはテント以上に考えなきゃですが・・・
インナーマット・エアマット
・出典元:モンベルHPより
テント同様に1~2人向けがあります。
ソロ向けなので空気を入れるエアマット(インフレータブルマット)タイプの空気の出し入れも比較的楽になります。
シュラフ(寝袋)
・出典元:モンベルHPより
シュラフは封筒型(長方形のやつ)に比べ軽量コンパクトな、マミー型1択と言っていいかもしれません。
そもそも封筒型だとソロ向けテントには収まらない可能性も・・・
1~2人向けのテントなのにシュラフ1つしか敷けない!! 的な。
ファニチャー(テーブル・チェア)
・出典元:スノーピークHPより
ひとりでもやっぱりあると快適ですね、料理・食事をするときには特に。
大きさは別としてチェアなら運動会や花見とかで購入し、既に何かしら持っている人も多いのではないでしょうか。
もしくはテーブルもチェアも用意せず、地面の平らなところを確保してレジャーシートや折りたたみ座布団で地面座りのロースタイルをするとかね。
クーラー・保冷剤
・出典元:コールマンHPより
これもひとりなら、運動会や花見もしくは普段のランチBOXに使用しているもので代用するという方法もあります。
「料理はレトルトに缶詰め! or 現地での外食!!」というスタイルなら水筒だけ、もしくは不要ということになります。
火器類(バーナー・グリル・焚き火台)
・出典元:スノーピークHPより
一番オーソドックスなのはシングルバーナーになります。何たって軽量・コンパクト!!
さすがにグリルや焚き火台はね、重い・・・ぼんやりと焚き火台の火を眺めるといのも、おつですが。
ちなみに焚き火には『1/fゆらぎ』による、癒し効果があると言われてます。
クッカー(調理器具)・食器・カトラリー
・出典元:スノーピークHPより
火器類を何にするか、そしてどんな料理をするかによって使い勝手が変わりますが、ソロトレッキング向けの商品が非常に軽量・コンパクトです。
調理器具と、食器を兼ねているので別々に用意する必要がほとんどありません。
始めの方でご紹介したマイアイテムもソロトレッキング向けのシングルバーナーとクッカー達です。
ランタン
・出典元:スノーピークHPより
ひとりなら30~60W相当のランタンがあれば十分だと思います。
もしくは懐中電灯(orヘッドランプ)+スマホのライトアプリで賄うという手もあります。
安全面なども考慮して、最低2種類は光源を用意しましょう。
道具選び以外に気を付けておきたいこと
ここも、デイキャンプ編やオートキャンプ編でお話しした内容とほぼ同じなので、簡単な一覧にしちゃいますね。
項目 | 内容 |
---|---|
服装について | 基本的に動きやすいもの。現地の気温も考慮に。 |
天候について | 傘・レインウェア等雨対策の用意と、天候悪化時の避難場所の確認を。 |
虫対策 | 虫よけ用品の用意や、蜂など危険性の高い虫がいないか周囲の確認を。 |
ゴミのマナー | ゴミは全て持ち帰りましょう。 |
施設・キャンプ場のマナー | 使用上の注意を守り、施設・周囲に配慮しましょう。 |
あと付け加えたいのが、安全対策になります。
女性のソロキャンパーも増えている傾向がある昨今ではありますが、
女性がひとり不安なく野外で寝泊まりできるほど日本は安全なのか?と言われれば、
答えはNOだと私は思います。(残念ではありますが・・・)
ソロキャンプの安全対策として気を配りたいことは、
- 行先の場所と期間など最低限の情報は家族などへ共有するようにしましょう。
- 貴重品は常に身に着けて行動しましょう。
- 女性ソロなら、家族連れの近くや施設管理人のいる場所でテント設営して緊急時直ぐに助けを呼べる環境をつくることをおすすめします。
- もしもの時の為に『防犯ブザー』を用意するという事も選択肢に入れましょう。
この辺は気に留めておいてください。
まとめ
- ソロキャンプで気楽を楽しみましょう(何をするも自分次第です)
- 他での使用シーンも想像して道具を選ぶと出費を抑えられる可能性があります。
- 基本的な道具選びのポイントは軽量、コンパクト性です。(多人数用の道具で広さを独り占めという楽しみ方もあり)
- ソロキャンプは安全対策も考えましょう。
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今回はここまで、
キャンプの種類別にお話してきました『初心者向けの必要な用品の選び方』は今回で終わりとなります。
次回はまた違うスポーツ、もしくはトレッキング・キャンプ用品のアイテム別により細かい情報のお話をしたいと思っております。(←まだ決めてないという・・・)
⇩次のシリーズは『ウォーキング・ジョギング・ランニング』です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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