いらっしゃいませ、『元スポーツ用品業界サラリーくま』のJUNです。
今回は、『オートキャンプ』用品の選び方についてちょっと詳しくお話ししたいと思います。
お話の前置きとして、個人的に『オートキャンプ=多人数で宿泊もするキャンプ』と捉えて話をしていきますのであしからず。
内容的に『オートキャンプ=オートキャンプ場でのキャンプ』とは少し違っているかと思います。
前回のお話はこちら⇩
自然の中で夜を楽しむ
街の中では見えない星々まで見える夜空を眺めたり、
キャンプファイヤーの明かり1つを囲って雑談(酒入りで)したり、
あとは花火をしたり、
夜は夜で色々と楽しいものです。
泊りならお酒飲めるしね!!
(⇧個人的優先ポイント 笑)
近くに温泉(入浴のみOK)があれば更に楽しみも広がることでしょう。
必要な道具と選び方
基本的には『日中の道具(デイキャンプ用品)』+『夜を過ごすための道具』が必要となってきます。
日中の道具選びは前回を参考にしていただいて、今回は『夜を過ごすための道具』についてお話していきたいと思います。
テント
寝室の部分となるテントで一般的に『ドームテント』と呼ばれます。
一部『2ルームテント』と言ってその名の通り、デイキャンプでも登場した
『スクリーンテント(リビング)』と『ドームテント(寝室)』が1つに繋がったテントもあります。
繋げ方(並べ方)を気にせずに、リビングと寝室を1つで設営できるのですが、何分重いです・・・
さてテントの選びのポイントですが、初めは『広さ』と『機能性』に着目してみましょう。
- 広さについて
⇒パッケージに簡単な図解(四角に人が寝てる図)で何人用の広さなのか表記されています。
⇒おおよその目安ですが『270㎠ ⇒ 4~5人』、『300㎠ ⇒ 4~6人』になります。
お店だと実際に設営されているのでわかりやすいですよね。
もし、実際に設営してある状態が見れない場合は、広さで注意してほしい点が2つあります。
①対応人数の目安はシュラフを敷き詰めた状態であること。
先ほど『270㎠ ⇒ 4~5人』といった目安を書きましたが、
これは一般的なシュラフ(寝袋)のサイズ幅85㎝✖長さ190㎝を並べて想定されています。
なので270㎠で大人5人寝ようと思ったら、かなりぎっちぎちです(笑)
②テントの構造で空間(空中)の広さが変わる。
広さは底面の広さだけでなく、空中(屋根側)の形状によって空間的広さ(圧迫感)が全然変わってきます。
その違いは、家でいうと『柱と梁の部分を担うポール』がどのように構成されているかの違いになります。
一般的なのは見た目が『たまご型(半球のような状態』で、柱と梁が対角線上に1本のポールで賄っているため、パーツは少なくて済みますが、空間的には後術のタイプと比べて狭いです。
これに対し、『柱と梁が別々のポールで構成』されているタイプがあります。
別々にすることにより、柱(壁部分)は垂直に梁(天井)は水平に近づけることができ、パーツの数は増えますが、空間的にはたまご型にくらべ広くなります。
底面の広さに対して多人数で使うなら、後者がおすすめですね。
次に2つ目の機能性についてのお話です。
沢山の機能がありますがその中でも特に下記の点を確認してみると良いです。
- 機能性について
⇒暑さ(風通し)に対応するベンチレーション機能がどの程度ついているかを確認しましょう。
⇒大多数は天井部分に小窓だけ。中には壁面の半分くらいをメッシュ生地だけに調整できるものもあります。
夏のテントはサウナ状態になり易いですからね・・・暑い時期は必須の機能です。
⇒耐水圧は1500mm以上あればまずはOK。
それを超える状況(雨など)なったら、
初心者キャンパーは車や近隣施設にに避難するなど安全確保に動いたほうがいいですね。
※注意:生地は経年劣化して防水性UV性能が低下していきます。また使用後の手入れを怠っても・・・
以上のような点を初めは着目してみると良いと思います。
あと余談になりますが、そもそも寝室用のテントを用意しない方法もあります(笑)
その方法とは、
- テントはリビングのスクリーンテントを流用。
- 日中使った室内のものは一度おかたずけ。
- 床部分が無いので土台として、『コット(ベンチのようなもの)』を用意。
- コットの上にシュラフをおいて簡易ベットの完成。
というものです。
コットは手ごろなもので1台数千円で購入できますので、
気温が比較的暖かい時期になら有りな手段ではないでしょうか。
インナーマット・エアマット
最近は手入れの行き届いたオートキャンプ場も多いので、地面の凹凸感がさほど気にならない場所も多いですが、テントの中に『インナーマット』や『エアマット』を敷くと快適性が上がります。
エアマット膨らます役は罰ゲームということで…
インナーマットは凹凸感の緩和だけでなく冷気を遮断する断熱材の役割も果たします。
手ごろに済ませるならアルミロールマット(銀マット)を使うという手もあります。
テントの端側はデッドスペースになるので、
必ずしもテントの底面いっぱいに敷き詰める必要はないですよ。
シュラフ(寝袋)
シュラフ選びのポイントはカタチと適応温度になります。
- カタチについて
⇒トレッキング等、他でも携帯して使用するシーンがあるなら『マミー型(ミイラみたいなやつ)』がおすすめ。
⇒キャンプや車中泊(=持ち運びに大きさや重さを気にしない)で使用がメインなら『封筒型(長方形のやつ)』がおすすめ。
簡単にまとめると、
・マミー型は軽量コンパクトの携帯性重視(保温性も高め)
・封筒型は布団のような使い勝手や中の広さ重視
になります。
⇒封筒型は2つ繋げて親子で一緒のシュラフで寝たり、敷布団・掛け布団に分断できるセパレート機能が付いているものもあります。
- 適応温度について
⇒パッケージに『15℃以上』といった風に表記されます。
⇒使用する時期、場所の最低気温を考慮して選びましょう。
⇒適応温度が低いものほど大きく、重くなります。
⇒同じ適応温度で軽くしたいなら素材が『化繊』でなく『ダウン』のものを選びましょう。
ランタン
夜を過ごすには光源が必要になります。
真っ暗闇で過ごして楽しみたい方は別ですが・・・
ランタンの代わりに焚き火台でキャンプファイヤーやスマホのアプリでも多少の代用となりますが、それ以外の光源(ランタン)を用意したほうが無難です。
ランタン選びのポイントは、『明るさ』と『燃料』に初めは着目してみましょう。
- 明るさについて
⇒明るさの単位は一般的には『W(ワット)』で表記されますが、中には『㏐(ルーメン)』、『lux(ルクス)』といった単位で表されているものもあります。
⇒詳しい説明は省きますが、それぞれ光の『強さ』『総量』『照らされた面の明るさ』と計測しているものが違います。
⇒親切なメーカーは『白熱電球60W相当』のように一番なじみのあるワットで補足してくれているところもあります。
⇒ちなみに『100W相当=1,520㏐以上』になります。
ワットを基準にお話しすると。
・30W前後 ⇒手元を照らす。
・60W前後 ⇒4人掛けくらいの食卓を照らす。
・100W前後⇒テント内を照らす。
・200W前後⇒サイト全体を照らす。
といった感じになります。
- 燃料について
⇒ランタンは燃料のタイプで見ると大きくは3つ(電池・ガス・ガソリン)に分かれます。
⇒燃費やキャンプの醍醐味を味わうなら『ホワイトガソリン』タイプがおすすめ。
醍醐味というのは準備やメンテに他より手間がかかるという意味です(失笑)
⇒手軽に雰囲気を出すなら『ガスカートリッジ』タイプがおすすめ。
⇒安全性と扱いやすさ重視なら『電池・バッテリー』タイプがおすすめ。
⇒バーナーと同一のメーカー(シリーズ)で揃えると燃料を共有できる。
昼の料理で使ったガス缶を夜はランタンに回して1缶使い切る。
といった具合です。
※メーカー指定外の組み合わせ(メーカー違いなど)で使用し他場合は、保証対象外になりますのでご注意ください。
道具選び以外に気を付けておきたいこと
道具以外にも下記の点に気を付けて準備・対策をしましょう。
ほとんどは、デイキャンプ編で話した内容と重複します。
- 服装について
⇒基本的に動きやすく汚れても気にならないものを。また、市街地や郊外ではなく山など高地なところは現地の気温に気を付けましょう。
特に気を付けるのは、現地の夜中の気温(最低気温)です。
平地の最低気温が15℃で、現地が1000m高いところなら予想最低気温は約9℃になります。
服装やシュラフ選びで調整しましょう。
- 天候について
⇒急な雨に見舞われる可能性もあるので、レインウェアや傘の保険を。
小雨程度ならテント・タープで凌げますが、雨足が強まった場合に車や施設など退避場所が確保できるかも確認しておきましょう。
あと場所にもよりますが、
テントの周りをちょっとした堀で囲って雨を流す(テント下に雨が集まらないように)という小技もあります。
※オートキャンプ場の場合は、ほとんど『地面を掘る』といった区画を加工する行為は禁止されてますのでご注意を。
- 虫対策
⇒蚊はもちろん、行く場所によっては蜂など危険な虫がいる可能性がありますので虫よけと、蜂を見つけたら近づかないように気を付けましょう。
夜は特にランタンやキャンプファイヤーの火などの光源に、虫が集まりやすくなりますよね。
- ゴミのマナー
⇒基本的にゴミは全て持ち帰りになります。場所によっては有料で処分してくれるところもあります。
- 施設、キャンプ場のマナー
⇒車の乗り入れや、火の使用場所など細かなルールがその場所によってありますのでルールを守って利用しましょう。
夜は声や音楽の『音量』、ランタンなどの『明るさ』も周囲に気を配りましょう。
まとめ
- まずは寝室部分のテントを用意しましょう。(※代用案あり)
- テント選びのポイントは『広さ(立体的に)』と『機能性』に初めは着目しましょう。
- インナーマット・エアマットで寝心地UP。
- シュラフの適応温度は現地の最低気温を想定して選びましょう。
- ランタン選びは安全性で、初めは電池式がおすすめです。
- 『音量』や『明るさ』といった夜を過ごすマナーに気を配りましょう。
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今回はここまで、
次回は、ソロキャンプ(ツーリングキャンプ)について少し詳しくお話ししたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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