【サッカー&フットボール】初心者向けの必要な用品の選び方_#1(スパイク編)

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いらっしゃいませ、『元スポーツ用品業界サラリーくま』のJUNです。

今回は、『サッカー&フットボール』用品の選び方(スパイク)について、ちょっとだけ詳しくお話していきたいと思います(フットサルも出てくるよ)。

 

『サッカー』と『フットボール』って違う物なの?

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ぶっちゃけ同じです(笑)

日本では『サッカー』という呼び名の方がなじんでいますが(学生だと蹴球?)、世界的には『フットボール』と呼んでいる国・地域も多くあります。

それぞれの国・地域によって歴史や経緯は異なりますが、アメフト(アメリカンフットボール)が普及しているところは特に、混同せずイメージしやすいように『サッカー』という呼び名の方が一般的だったりします(アメリカ、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカなどなど)。

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起源や歴史に興味がある人はGoogle先生に聞いてみてね!

それぞれの呼び名にリスペクトし、ここでは『サッカー&フットボール』と題させて頂きます。

話の中では『サッカー』『フットボール』どちらかだけの呼称で略させていただくと思いますがご了承くださいませ。

 

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ポイントは2つ、『プレイするピッチの種類』と『耐久性⇔フィーリング性をどちら寄りにするか』

 

①ピッチの種類

サッカーをプレイする場所を『ピッチ』『フィールド』『グラウンド』と呼びますが、基本的には同義語になります。

ここでの種類というのは、その構造になります。

スパイクによってどのピッチ向けに作られているか変わってきますので、自分がプレイするピッチはどの種類になるのか見てみましょう。

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スパイクの商品名の後に『HG』とか『FG』と書かれているのを見たことありません?

 

一般的には5つに分類されます。

ここではadidasの説明を主に引用してお話していきますね。(絵的に分かりやすいので)

1.HG(ハードグラウンド)

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学校のグラウンドや河川敷などの運動場でよく見るタイプですね。

 

HG向けのスパイクの特徴としては、

地盤や土が固いことからスパイク部分(スタッド)が食い込みずらいく地盤・土からの突き上げ感も強い為、摩擦によるグリップ力と突き上げ感の衝撃緩和を追求としているものが多く、スタッドは接地面が大きく高さは低め数は多めな物が多いです。

こんな感じ↓

・出典元:アシックスHPより

2.FG(ファームグラウンド)

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主に日本の競技場に多い、短めの天然芝のところです。

寝っ転がるとフサフサ(ちょっとだけチクチク)してて気持ちがいいですよね(笑)

 

FG向けのスパイクの特徴としては、

メーカー(もしくはモデル)によって芝の下の地盤・土が固めか柔らかめの想定が変わり、それを踏まえてスタッドの適度な突き刺さり(グリップ感)や突き上げ衝撃緩和を追求しているため、スタッドの形状・大きさ・高さ・数が多種多様です。

FGモデルは他のグランドで使用すると破損の可能性が高まりますので避けましょう。

スタッドが噛みやすくソールも軽量なものが多い為、スタッド折れやソール割れなどの危険性が高まります。

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スタッドの形状だけでも丸形やブレード型だけでなく三角、ひし形、はてはその合わせ技など、ほんと様々です。

こんな感じ↓

・出典元:ナイキHPより

 

またadidasではカテゴリー分けされていませんが、

同じ天然芝でも毛足が長かったり雨でぬかるんだ土など、滑りやすいピッチを

『SG(ソフトグラウンド)』

とカテゴリー分けしているメーカーもあります。

環境としては少数派で、しかもスパイクの特徴としては多くがスタッドの交換式タイプになり状況に合わせて交換するというちょっとハードルが上がってしまうので、初心者が選ぶ最初の一足としてはあまりおすすめではありません

 

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メイングラウンドが毛足の長い天然芝だったり、晴天率低く雨が多くて土がデフォルトでぬかるめな場合はその限りではありませんが・・・

 

3.AG(アーティフィシャルグラス)

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世界中の競技場で増えている毛足が長く且つソフトな人工芝です。

近年だと天然芝からちょっとだけ人工芝の

『ハイブリット芝(Jリーグ基準では天然芝と5%の人工芝を組み合わせたもの)』

に張り替えしている競技場も増えています。

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100%天然芝のメンテナンスは、手間とお金がかかりますからね・・・

 

AG向けのスパイクの特徴としては、

HG、FGと比較してスタッドの突き刺さり・引っ掛かり(グリップ感)が強い為、適度のグリップ感になるようにスタッドの形状は多くが丸形、大きさも単一ではなく複数の大きさのものを配置しているモデルもあります

※FG向けのスパイクをAGで使用するとグリップ力が強すぎ、脚への負荷が増加しケガの危険性を高めますので間違っても使用しないことをおすすめします(FG/AG兼用をうたっているモデルもありますが・・・)

こんな感じ↓

・出典元:アディダスHPより

4.TF(ターフ)

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フットサルコートに多いですね。

スパイク?はいわゆる『トレシュー』ってやつです。

基本的に毛足の短い人工芝(一般的にショートパイルと呼ばれる人工芝)で造られたグラウンドの事を指します。

 

TF向けのスパイク(というよりシューズ)の特徴としては、

ショートパイル人工芝、地盤・土に対して摩擦によるグリップ力とスパイクに比べ脚への負担を軽減するために、スタッド(と言うよりイボイボ?)は小さく高さも低く数も多く、ソール部分全体がゴム製になっています

基本的にTF以外でも使用できます(トレシューなんで・・・)。

人工芝のフットサルコートでは普通に試合で着用されますね。

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あと何より脚(特に足裏)がスパイクに比べ疲れにくい‼

こんな感じ↓

・出典元:プーマHPより

 

他のスポーツでもお話していることなのですが、

個人的には身体の成長初期過程である小学校中学年までは、スパイクではなく身体への負荷の少ないTFシューズ(トレシュー)の使用をおすすめしています。

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練習に限らず試合もね。

 

5.INまたはIC(インドアコート)

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主に体育館のことですね(画像は体育館ではないですが・・・)。

木材や場合によってアスファルトなど体育館やインドア施設で見られる表面が平らなコートを指します。

 

IN(IC)向けのスパイク(というよりこれもシューズ)の特徴としては、

平らで固い地面?からの衝撃を考慮して、スタッドは無く他のインドアスポーツであるバレーボールやバドミントンシューズのように平らでゴム製のアウトソールで摩擦によるグリップ力を追求しています。

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フットサルだと足裏感覚が大事なので、他のインドアスポーツのシューズに比べてソール部分(特にミッドソール部分)が薄めで柔らかなものが多い感じですかね。

こんな感じ↓

・出典元:アンブロHPより

 

②耐久性とフィーリング性

①はアウトソール部分(スパイク・シューズの底部分)の違いに関わる話でしたが、

②はアッパー部分(スパイク・シューズの上側、足の甲側の部分)の素材違いに関わる話になります。

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お値段の違いに関わる話でもあるのですが・・・

同じ商品名のスパイクなのに値段が2つも3つも違いがあるのはなんでかしら?

JUN
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そう、それなんです。主にアッパー部分が何でできているか、その素材の違いがお値段の違いなのです。

アッパー部分の素材は大きく3つにわけることが出来ます。

 

1.合成皮革

裏基布(裏生地)が織・編布で出来ています。

人工皮革や天然皮革と比べて一番リーズナブルで、用途に合わせた加工もしやすいため耐久性を追求したものが多いです。

逆にフィーリング(ボールタッチの感覚など)では天然皮革や人工皮革より劣ります。

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手入れは一番楽ですけどね。

 

2.人工皮革

裏基布(裏生地)に樹脂を絡ませた不織布でできています。

天然皮革に近いフィーリングを追求することが出来て、耐久性は天然皮革より勝ります。

値段的には合成皮革と天然皮革の中間にあたります(ただ、高機能なものは天然皮革とほぼ変わらないという場合もあります・・・)

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ぱっと見、天然皮革と見分けがつかないですね。

 

3.天然皮革

主に牛革、カンガルー革製になります。

しっかりと手入れをしながら履き込んでいくことにより足になじみ、一体感・フィーリング感が増していきます。

値段的には一番高めになります(特にカンガルー革)。

耐久性は合成皮革、人工皮革より劣り、雨(水分)が苦手です。

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手入れを怠ると、あっという間にカピカピになってヒビ割れも起こします。

 

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おさらい、試着の仕方や確認ポイント

 

さて、2つのポイントである程度商品を絞ったら次は試着で自分の足に合うかどうかの確認です。

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見た目がカッコよくても足が合わないとね・・・

 

試着の仕方のおさらい、

  1. 靴紐(シューレース)、ベルクロ(マジックテープ)を緩める。
  2. 足を入れたら踵を床に軽くトントンとして靴の踵側に足を合わせます。
  3. 靴紐を爪先側から順番に締め上げます。
  4. 両足を履いたら軽く歩いたり屈伸をして、違和感を感じる部分がないか確認します。

 

履き心地の確認ポイントとしては4つ、

  • 踵周りがずれずにぴったりと包まれている感覚があるか。
  • 指先や踵など部分的に圧迫や違和感を感じるところはないか。
  • しっかりと締めているのに足がずれ動くことは無いか。
  • 歩行時に前に進みにくい(次の足が前に出づらい)感覚はないか。

になります。

指先が確認しずらかったら、インソール(中敷き)をシューズから出し、踵を合わせて乗せてみましょう。

指先は5㎜前後の余裕を見とけばまずは大丈夫です。

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多めに見ても、手の指幅1本分弱くらいがよいです。

「成長期だから・・・」などといって余裕を見過ぎてしまうと、ケガの危険性が高まりプレーの上達も妨げる可能性が出てきます。

えぇ~でもすぐ成長するから・・・

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そのお気持ちもわかるんですが、デメリットの方が大きいんですよ。

大きすぎるサイズを選んでしまうことで、

ケガの危険性が高まるのは主に、『足がシューズの中でずれやすくなる』ことと『足の屈曲位置とシューズの屈曲位置が一致しない』ことに繋がってしまうからです。

プレーの上達を妨げる可能性が出るのは・・・

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『ゆったりとした履き心地で繊細なボールタッチのコントロール!』・・・なぁ~んて出来ます?

 

しっかりと足に合った一足を選びましょうね。

あと、ご存じの通り天然皮革は伸びますので、『ぴったりめ~気持ちきつめ』で選ぶののもポイントです。

逆に合成皮革や人工皮革は、『今がジャスト』で選ばないと今以上に足なじみが上がることは無いのでご注意を。

 

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まとめ

  • スパイク選びのポイントは、『自分がプレイするピッチに合っていること』『自分が耐久性とフィーリングのどちらを優先するのか』の2つです。
  • 近年はピッチ兼用モデルが増えていますが、FG/AGモデルは日本ではそれほど兼用と言えないのが現状です。
  • ピッチに合わないスパイクorシューズを使用するとケガの危険性が高まります。
  • 身体への負荷を考慮し、小学校中学年まではTFシューズ(トレシュー)のみの使用がおすすめです。
  • 耐久性重視なら合成皮革、フィーリング重視なら天然皮革が向いています。
  • 最近の人工皮革は天然皮革に遜色がないほど高性能です。
  • お手入れ大事‼

 

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今回はここまで。

 

次回は、『ウェア・アクセ編』としてシューズ以外のアイテムについてお話ししたいと思います。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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