いらっしゃいませ、自律神経失調症のJUNです。
食生活を改善していかねばと、まずは手軽なところから始めようと飲み物系だけですが組み入れた
『特定保健用食品(トクホ)』と『機能性表示食品』なんですが、、、
ふと、いまさらながらに疑問が。
「この2つの違いって何なんだろう?・・・」って。
何となく知っているつもりでしたが、説明できるかと言われれば出来ないし。。。
と気になって止まらなかったので、「じゃあ調べてみるか」というノリで調べてみました。(笑)
トクホも機能表示食品も『保健機能食品』という同じグループの仲間
引用元:消費者庁HPより
そもそものところから見ていくと、
- 人の口に入れるもので、医薬品・医薬部外品を除けば全て『食品』と呼ばれる。
- 食品の中で、機能性が表示できない『一般食品』と機能性が表示できる『保健機能食品』がある。
- 機能性が表示できるのは、『特定保健用食品(トクホ)』、『栄養機能食品』、『機能性表示食品』の3つ。
⇒この3つ以外で機能を表示している商品は違法(?)ないし、規定に違反している。(=信用性に欠ける)
- 食品では医薬品的効果を表示できない。(一部の特定保健用食品を除く)
⇒『老化防止』、『高血圧の治療に』といった病気の治療や治療を目的とする表現はできない。
特定保健用食品(トクホ)や機能性表示食品で許可・届出されている表示の一例は下記になます。
- 体脂肪を減らすのを助ける
- 体に脂肪がつきにくい
- 血中の中性脂肪の上昇をおだやかにする
- 血圧が高めの方に
- 血糖値が気になる方へ
- 糖の吸収をおだやかにする
- おなかの調子を整える
など。
どれもパッケージの目の付くところに表示されてるフレーズですよね!
表示といえば、特定保健用食品(トクホ)と機能性表示食品共通で表示されているのが、
- 「食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。」
ええ、重々承知しておりますとも!!
決してこれだけ(特定健康食品)で健康になろうなんて、
そんな安直な考えは・・・←ずぼし
- 1日当たりの摂取目安量(飲料系なら大体1本=500ml前後)
- 摂取上の注意:「多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。」
先の機能表示に比べたら文字の大きさはどれも小さいですが大概書いてありますよね?
余計にわからなくなる2つの違い、今のとこ機能表示に伴う仕組み・制度が違うんだろうなあという推測ぐらいしか浮かんできません。
特定保健用食品(トクホ)と機能性表示食品の比較
特定保健用食品(トクホ)と機能表示食品についてそれぞれ項目作って話すと長くなりそうだったので、幾つかの項目を表にして簡素にまとめてみました。(←自分がめんどくさかっただけ)
特定保健用食品(トクホ) | 機能性表示食品 | |
---|---|---|
施工年 | 1991年 | 2015年 |
表示・マーク | 消費者庁許可のマーク有り
「消費者庁許可 特定保健用食品」の表示 | 消費者庁許可のマーク無し
「機能性表示食品 届出番号:●〇〇〇(アルファベット一文字と数字)」の表示 |
国の審査 | 有り
消費者庁長官が許可 | 無し
事業者(企業・団体など)の責任で消費者庁に科学的根拠を届出 |
有効性・機能性・安全性について | 商品によるヒトでの臨床試験を実施し、科学的根拠を示す必要がある。 | 商品によるヒトでの臨床試験、もしくは文献や論文を引用することによって科学的根拠を示す必要がある。
※但し、消費者庁長官の個別に許可を受けたものではない。 |
届け出内容の情報公開 | 事業者(企業・団体など)が情報公開することを義務付けられていません。 | 事業者(企業・団体など)が情報公開することを義務付けられています。 |
調べてみた結果、推測通り仕組み・制度の違いという認識に至りました。
(国のお墨付きかどうか?)
そして機能性表示食品が2015年施工と数年前に始まったばかりだったことを初めて知りました(笑)
なんかもっと以前から目にしてた印象だったのですが…
あとこれも個人的な印象ですが、
- 特定保健用食品(トクホ)
⇒その商品そのもので科学的根拠を示す必要があるため、その為の費用が機能性表示食品よりかさみそう=商品コストがかさむため設定価格も上がりそう。
- 機能性表示食品
⇒国の審査は無く、科学的根拠提示も文献や論文の引用が可能なため、特定保健用食品よりも費用を抑えれそう=価格設定も抑えれそう。(費用が抑えられるからトクホより多くの企業が参入して競争が激しくなる)
素人的発想ですし、原材料などコストに関わる項目は他にも沢山ありますので一概には言えないのですが私の中では
価格:特定保健用食品(トクホ)>機能性表示食品
の図式が・・・まあ有効性、機能性、安全性も
性能:特定保健用食品(トクホ)>機能性表示食品
で、ようはトクホでも機能性表示食品でも価格と性能がリンクしているなら個人的には問題ないのですが実際のところどうなんでしょうね?
もちろん性能以上のコストパフォーマンスなら最高ですけどね。
機能性表示食品というカテゴリーが増えた事によって、その食品が何に良いか知りやすくなった(企業側も表示しやすくなった)のはうれしいですが、情報が増え選択肢も増えた分、逆に言えば比較・選択するのが大変になるという・・・
まあ、比較・選択を楽しむとしますか。
まとめ
- 『特定保健用食品(トクホ)』も『機能表示食品』も『保健機能食品』のカテゴリーの1つ。
- 食品の中で『保健機能食品』は機能表示することが出来る。
- 食品では医薬品的効果を表示できない。
- 特定保健用食品(トクホ)は国の審査が有り、機能表示食品は審査がなく届出制。(いずれも科学的根拠の提示は必要)
- 機能表示食品というカテゴリーが増えたことにより、その食品が何に良いか簡単に知ることが出来る範囲、機会が広がった。
今回はここまで、
そのうち、実際に飲食した商品の個人的感想もお話ししたいなと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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